新しいRiva 112’ Dolcevita Super空間、船内の居住性、海とのコンタクトが文字通りスーパー
2025年7月18日
2025年7月18日ラ・スペッツィア – 海と更に深くつながり、優れたウェルビーイングと最上の快適さを約束するRiva 112’ Dolcevita Superは新しい船上生活コンセプトを提供するフライブリッジです。
近年最も高い評価を得ているヨットの一つRiva 110’ Dolcevitaの進化形、Riva 112’ Dolcevita Superの第一号艇が70フィートから130フィートのRivaモデルを製造するラ・スペッツィア造船所で進水しました。過去30年間の全Riva船と同様に、新モデルもすべてのRiva船を独占的に設計する Officina Italiana Design の創立者Mauro Micheli とSergio Berettaが設計、Piero Ferrari率いる戦略製品委員会とFerrettiグループエンジニアリング部門がパートナーとして協働しました。
全長34.37m (112’ 9”)、最大幅7.27m (23’ 10”)の新しいRiva 112’ Dolcevita Superはフライブリッジシリーズの最新ヨットすべて採用されている洗練された力強いプロフィールで、空間を再設計しサイズは拡張されています。船に導入された数多くの革新的ソリューションはゲストに最大限の機能性と並外れた居住性、より感動的な海とのつながりを提供できるようデザインされています。
新しいオーダーメイドヨットの主な強みはオーナーの皆さまから多くの要望を頂いたより広い屋外スペースで、海とのつながりというコンセプトが究極的に表現されています。船尾のビーチクラブ にある海面と同レベルの非常に低い35㎡のプラットフォームから海へ直接容易にアクセスでき、2つの大きなブルワークを広げてサイドテラスにし、更にエリアを広げることができます。ビーチクラブの中央部分には日光浴用の特大ソファが置かれ、その後ろには2台のシーボブを安全に格納できる通気性のある収納スペースがあり、サンパッド下の大きなガレージにはテンダーやジェットスキーが保管できます。オーナーの好みに合わせて全面パーソナライズが可能な広々とした24㎡のコックピット は海を見渡せるリラクゼーションエリアとしてデザインされ、2台の大きなソファと独立型家具、ビルトインユニットを装備しています。船首には大きなC字型ソファと特大サンパッドが置かれ、オーナーは更にもう一つのソファかジャグジーを選択できます。
フライブリッジの家具は最大限の快適性を考え、完全に再設計しました。船尾の広々としたリビングエリアは独立型家具で居心地よく多様性のあるスタイルにし、中央エリアにはスツールを備えたカクテルバーとローテーブルと大きなソファに向かってハイローシステムで隠せるTV を備えています。
室内空間も抜本的なリスタイリングで最適化しました。メインデッキのラウンジのレイアウトには2つの選択肢があります。ひとつは船尾にダイニングエリア、中央にラウンジがあるもので第一号艇のオーナーはこちらを選択しました。もう一つは入口にゆったりとしたソファのあるラウンジエリア、中央にダイニングエリアがあるよりトラディショナルなもので、これはRiva 112’ Dolcevita Superの兄弟船に当たるRiva 102’ Corsaro Superと同じレイアウトです。マスタースイート は入口の新しいワードローブや光にあふれ素晴らしいパノラマが広がる大きくなった窓などオリジナルなディテールで更に特別なものとなりました。
インテリアで主に使われる木材は磨き上げられたローズウッドで、ブラックのハンマードレザーの装飾がメインラウンジやマスターキャビンに使われています。
設計に際し、音響の快適性に特に留意しました。ローワーデッキの専用バスルーム付きVIPキャビン4室のあるゲストエリアとクルーエリアを分ける隔壁を強化し、床板は振動や水の衝撃音を更に軽減できるよう全面的に設計し直しました。
新しいRiva 112’ Dolcevita Superのスタンダードバージョンでは各2,638馬力のMTU 16V 2000 M96Lエンジン2基を搭載し、最高速度25.5ノット、巡航速度23ノット (予備データ)。この代わりに各2,638馬力の窒素酸化物 (NOx)を削減するSCRシステム付きMTU 16V 2000 M97Lエンジン2基を搭載する選択肢もあります。ダッシュボードの構成は3種類あります。標準はHattelandの 19インチモニター4台。プレミアムは 26インチを4台。第一号艇が選択したスーパープレミアムは49インチBoeningモニター2台です。Riva 112’ Dolcevita Superには2台のゼロスピード&航行中スタビライザーフィンとHumphreeインターセプターを備え、更なる安定性のために2台の Seakeeper NG18ジャイロスコープシステムを装備するオプションもあります。
第一号艇はカンヌヨットフェスティバル2025で公式デビューする予定です。